2014年10月29日水曜日
141028悲しい習慣
このポスターには、「足が中にある(生きてる)方が、電線に吊るすよりずっといい」という意味のことが書かれています。
同じ習慣でも中南米の国に寄ってその意味が違うなんて、とても興味深いですね!
2014年10月26日日曜日
141023Guagua(グアグア)という乗り物
ドミニカ共和国には、庶民の足とも言える乗り物があります。Guagua(グアグア)という乗合バスで、これが使えると何処へ行くにもとっても便利。
国営のバスもあるにはあるのですが本数が少なく、市民組合で運営されているこのGuagua(グアグア)が、通勤にもお出掛けにも大活躍しています。
Guagua(グアグア)は、いつも道の歩道側を走っています。乗りたい時は人差し指だけ立てて腕を上げ、その人差し指を上下に振っておいでおいでとすると、車が走り寄ってきて、停まってくれます。
ドアから身を乗り出しているのはコブラドールと言われる集客&集金人。
いつも歩道をガン見していて、乗りたい人を見つけて乗せてくれたり、車内で運賃を集めたりします。
このGuagua(グアグア)、 バス停がないので、降りたい場所まできたなーと思ったら「¡Dejame!(デハメ=降ろして~!!!)」と大きな声で叫ぶのですが、このタイミングがなかなか難しい。
さらに、車の後ろの方だったり、音楽がかかって賑やかだったりすると聞いてもらえず、最終的には、車の窓や車体を思いっきりバンバン叩いて、降りたい合図を送り、車を停めてもらうことになります(笑)
Guagua(グアグア)の席は、4人分のシートに5人で座るのがルール。
混んでいるのにゆったり座っていると、コブラドールが車の外からきっちりチェックしにきて、
「そこ! 4人じゃなくて5人で座りなさい!」ときっちり注意されます。
ドミニカーノ達は、どんなに暑くてもおしりをぎゅうぎゅうに詰め込んでくるので、いつも押しくら饅頭の昼間はサウナ状態。。。。
乗る人が多いと、通路に立って、助手席や運転席の裏にも腰かけて、最終的には、3人くらい身体が半分車の外に出ている状態で走ります(笑)
そして、
先日、日本に手紙を出すために郵便局に行った時のはなし。
Guagua(グアグア)には、ルートがあって、フロントガラスの看板を頼りに自分の目的地に近いルートを走る車を探すのですが、
その時私たちの乗ったGuagua(グアグア)の運転手は、無線ラジオにノリノリで、ずっと歌っていました。
サントドミンゴの街は、海側が低く、途中から大きな坂になっているので、目的地が海の方向だと、けっこう離れていても、車の前の窓にパノラマが見えて、とっても綺麗!
運転手は、私達が「correo(郵便局)行くよね?行くよね?」といくら確認しても、聞いてるのか聞いてないのか分からない調子で、しまいには
correo~♪ correo~♪
とか上機嫌で歌い出しながら、運転してる。大丈夫かなこの人。。。。(不安)
地図を見ながら、郵便局に行くのかしら、いつ降りようかしら、と街並みを見ていると、
Guagua(グアグア)はいつの間にかルートをはずれ、、、、、、?!?! 焦る私達を横目に、上機嫌で歌いながら、よく分からない道を何度か曲がり、突っ走ること3分後、、、
なぜかcorreo(郵便局)前で停車。
「ここで降りろ!!
○!※□◇#△!!!(訛りが強すぎて何言ってるのか全然わからない)」
と、満面の笑顔で私達を降ろしてくれました。
他のお客さんが少なかったので、わざわざルート変更して寄ってくれたようです。
いつも強引だけど、親切で面白いGuaguaのおっちゃん達、
この出来事があってからあんまり恐くなくなりました。
海辺を歩く、隊員仲間たち。 この向こうには南米ニカラグアがあるんだねー、ニカラグア隊員は元気にしてるかなー、と話しながら歩きました。
そして、サントドミンゴの国際郵便局の中には、
141022サントドミンゴの無線タクシー
サントドミンゴでは、主な交通手段として、無線タクシー (指定のタクシー会社から電話で呼ぶ ) か、Guagua (グアグア ) と呼ばれる乗合バスを利用しています。
タクシーなんていうと、なんて贅沢なんだと思われるかもしれませんが、こんな感じです(笑)
窓が無かったり、車体に変な隙間が空いていたり、走りだしが極端に遅いとか、ぜったい故障車でしょ?っていうのも普通に来ます。
日本の常識とは違って、流しのタクシーに不用意に乗ることは危険なので、地元の人もほとんどやらないそう。安全といわれる無線タクシー会社に電話すると、オペレーターがその場で近くの車を探してくれて、四ケタの迎車ナンバーと車の色、何分後に来るかを伝えられます。スペイン語が上手くないので聞き取りにも一苦労です。
この国のタクシー会社は、運転手の身元調査はしても、車検チェックはしてなさそうです。
たまに綺麗な車が来ると今日はなんてラッキーなんだ、と思うようになりました(笑)
そして、庶民の足であるGuagua、これも面白い乗り物なので、またすぐ次に紹介したいと思います!
2014年10月24日金曜日
141020サントドミンゴの観光スポット①鍾乳洞
Los tres ojosという鍾乳洞に行ってきました。
もともとは同じ公園内にある、コロンブスの塔(お墓)に行きたかったのですが、この辺りは治安が悪いらしく、時間切れで周ることができませんでした。
でも、街のすぐ近くにこんな鍾乳洞があるなんて、驚きの観光体験になりました。
公園内は緑が豊かで、タノイ族(先住民)のオブジェがあります。
降りていくと、鬱蒼と生い茂った木が光や音を遮って、昼間なのに静かで暗くて、土の匂いがしました。
階段を降りていくほど暗くて、カメラで撮ることができませんでした。下には船乗り場があり、鍾乳洞の中を通る小さなボート(手動)に乗りました。
真っ暗な洞窟を抜けて、公園内で上から見下した、大きな穴のところに辿り着きました。
写真撮影をしていたら、アメリカからインターンシップで来ているという建築科の学生さんと知り合いました。
自分のデジカメだと、水の青緑がちゃんと写ってくれなかったのですが・・・
後日、彼が高感度カメラで撮った、とっても素敵な写真をメールで送ってくれました。ほんとに、ため息が出るほど美しい景色でした。
2014年10月20日月曜日
141018メグスタ・マングー(Me gusta mangú) 食べ物について
日本食が絶対に一番美味しいと思っていました。
前に留学で台湾に一年いた時も、アメリカや中国に滞在していた時も、やっぱりどうしても食べたくなるのは日本食でしたし、
きっと、ドミニカ共和国に行ったら、食については寂しい二年間になるだろうな、と思って、出国前には家族や友人と、魚料理やそばやラーメンを食べに行ったりしていました。
でも、ここにきて約3週間、ドミニカ共和国の食事は、とても豊富で、面白いです。
まず最初に驚いたのは、主食の種類が沢山あることでした。ちょっとご紹介。
YUCA(ジュカ、キャッサバ)
蒸かして、塩やバターをつけて食べます。じゃがいもよりは繊維質。蒸した里芋のような色と食感でほくほくしています。
MANGU(マングー、プラタノ)
緑の調理用バナナをマッシュしたもので、ドミニカの郷土料理でもあります。バナナだけど、全然甘くなく、じゃがいもに似ているけど、歯触りがもっとしっとりしています。見た目よりずっと美味しくて、これだけでも食べられるくらい(バター、牛乳を少し加えて潰して、よく塩で炒めた玉ねぎがのっています)、お気に入りです。サラミや、チーズと一緒に食べます。
ARROZ(米)
お米は、、、やっぱりパサパサしているけれど、
こちらでは、豆と塩と油で炊いたり、
野菜とバターといっしょに炒めて、洋風チャーハンみたいになって出てきます。
お惣菜売り場にも、調理されたお米が売ってあります。
これらの主食の他にも、
PAN(パン)
朝食にはホットサンドイッチやパンを食べることもあるし、
PAPA(ポテト、じゃがいも)
マッシュポテトも主食になります。
パスタ(スパゲティよりペンネやラザニア)も食べます。
写真の料理は、ほとんどホームステイ先のママが作ってくれたものです。出てくる割合が一番多いのはお米で、三回に一回くらいのペースで違う主食が出てきます。すごい料理上手のママです。
慣れ親しんだ日本食の味とは、だいぶ違うけれど、(今のところは)全く日本食が恋しくないのは、この気候や生活スタイルに一番適している食べ物がここにあるからなのかしら、と思います。
そして、これまで他の全ての国の食事を食べたことがないのに、当たり前に日本人が世界で一番グルメで、日本食の方が高度で素晴らしいと無意識に思っていたのかもしれない、と気づいた瞬間でした。
当たり前のことですが、トライしてみれば、同等それ以上に美味しいもの、素敵なものにも出会える可能性があるということも、最近すっかり忘れてしまっていたな、と反省しました。
自分にとっては、嬉しい食の誤算です。
とりあえず、唯一の問題は、量が多すぎることで、ほんとにありえないくらい山盛りで出てくるので、これから、チャレンジしつつもほどほどに食べていきたいと思います(笑)
2014年10月19日日曜日
141016ドミニカ共和国の家
サントドミンゴは治安が悪いので、施錠が厳重です。
ホームステイ先が決まった時、まず、ジャラジャラとした鍵の束を渡され、パパに家の入り方を教えてもらいました。帰宅すると、、、
マンションの門の鍵を開けて敷地内に入る (警備員もいる、たまに銃持ってる)
↓
共用玄関の鍵を開けて建物内に入る
↓
自宅のドアの前の鉄格子の鍵を開ける
↓
自宅のドア(木製)の鍵を開ける
という四段階の行程を経てやっと家の中にたどり着くことができます。
玄関前
きっとここにいる間に一回は鍵を忘れて大変なことになるだろうなーと思っていましたが、家を出る時も逆に全部施錠して出て行かなければならないので、どんなにぼーっとした人でも忘れることは無さそうです(笑)
ドミニカ共和国では、どこの建物にも、家にも、必ずと言ってよいほど絵画が飾ってあります。人の目に触れる場所をおしゃれに装飾するのは、ドミニカ人にとって当たり前のことのようです。
そして、このうちには、とっても珍しい紙を流せるトイレがあります。(左)
一般的なドミニカ共和国の公衆トイレ(右)には便座が無いこともあります。下水管が細く、紙を流すと詰まってしまうので、近くのごみ箱に入れます。でも空気が乾燥してるからか、嫌な臭いはあまりせず、いつも清掃員の人が掃除していて綺麗です。
部屋の様子。大きなベッド、天井にファンが付いています。夜は風通りが良くて、とっても涼しいです。wi-fiもばっちり入ります。
もちろん、皆がこのような家に住んでいる訳ではありません。
他の隊員は、夜に部屋にいられないくらい暑いとか、水が決まった時間にしか出なくて貯めておかなければならなかったり、シャワーが手汲みだったり、環境はそれぞれです。
先週の日曜日に、うちに同期の隊員達が遊びに来てくれました。昼食会をし、メレンゲ(ドミニカ共和国の踊り)を、パパが皆に教えてくれました。
来てくれた隊員仲間が、パパの腕は筋肉があって凄いね、っと言っていたので、本人に聞いてみたら、実は過去に、サントドミンゴのボディービル(150~170kg級)のチャンピオンだったことがあるらしい。。。70半ばには見えません。。。
2014年10月16日木曜日
141014ある週末
ホームステイが始まって初めて迎えた週末、
他の隊員達と共に、サントドミンゴで開催されていたイベントに参加してきました。
Color Run in StoDgo
日本を始め、世界各国で開催されているイベントらしいです。
今回の会場は植物園だったのですが、熱帯の植物園はすごい! 木も巨大だし、木に巻き付いていた蔓も、まるで傘のように大きな葉を広げていて迫力がありました。
(大きな木の下で涼むAさん)
早い時間から、沢山の人が会場に集まってきました。
ライブ会場のような特設ステージで、芸能人らしき人が号令を掛けると、みんな待ちきれず、カラーパウダーを振り撒きます。
そして出走。植物園内に5kmのコースが作られていました。
途中にカラーゾーンという場所があって、各色の粉が用意してあります。
最後には汚れているだけみたいな、よく分からない色に(笑)
会場は、粉と粉袋が散らかり放題、いつまでも煙を上げて盛り上がっていました。
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