2016年4月12日火曜日

学びと失望。 農畜産物展示会(Feria Agropecuaria)2016への参加

 
投稿が遅くなってしまいましたが、3月の第一週に活動先NGOと、ダハボンの生産者の方達と一緒にFeria Agropecuaria2016へ参加してきました。

 
農業省のブース
この国で行われる展示会の中でもかなり大規模なものだったらしく、

巨大な会場に企業や農業省・生産者のブースが立ち並び、牛・豚・やぎ・羊・うさぎ等の家畜をはじめ、沢山の野菜や加工食品が展示・販売されていました。

 

写真はパイナップル販売のトラックです。1日に2回、午前と午後に、生産地から直接届くパイナップル(3個100ペソ=250円くらい)は、毎日たくさんの人が列を作っていました。
 
迫力と、可愛いらしさ満点の動物達
 
 
生まれて初めて牛に乗りました。
 
ウサギは食用です。。。
 
 

私の活動先NGOのブースはこちら。
ダハボンで手作り調味料を販売するの女性と、ピーナッツボトル生産グループの婦人会長と私の3人で、朝から晩まで8日間頑張りました。

圧倒的な来訪者数のおかげで、商品が沢山売れたのはとても良かったことなのですが、様々な費用(ダハボン―首都までのガソリン代、首都での交通費、宿泊費、雑費)等がかさみ、全く採算はとれず。
人のアクセスが多い場所での在庫管理の難しさ、商品の見せ方の工夫、コスト計画の重要性について、展示会の楽しさと共に、難しさも体験した8日間でした。

そもそも活動先NGOの職員がほぼ現場に来ずに、お金の管理も全てボランティアに任せきりという状況だったので、この経験を一緒に共有できなかったことは残念でした。



前メヒア大統領も                             初めての接客??
生産者の女性達が消費者と直接交流し、試食を通して商品についての感想を聞いたりする中で、とても気づきや学びが多かったと言ってくれたことが、せめてもの救いです。