2015年4月7日火曜日

二国間メルカド②メルカド全図

私の住んでいる町ダハボンは、ドミニカ共和国の西北端、

マサクレ川によって分断されているハイチとの国境には、歩いて10分でいける距離にあります。
ダハボンの地図、中央やや左の黒い線が国境   



国境では、貿易が行われている他、Mercado binacional(二国間市場)と呼ばれる、ハイチとドミニカの両方の一般の人が入ることができる商業ゾーンがあります。
Mercado Binacional(二国間市場)


国境の門
国境の門からダハボン市内へ続く道、右側に検問と税関、左側が二国間市場 




























今回は、ダハボンの経済にとってなくてはならない、二国間市場(メルカド)について、紹介します。


二国間市場はハイチからダハボン側に国境を渡ってすぐの場所に、塀に囲まれて建っています。ここでは、ビザをもっていないハイチ人も自由に入って小規模なビジネスを行うことができます。
塀の中の全図↓
二国間市場全図 広い!!

赤や青の一つ一つの小さな枠は、全部メルカド内の店舗です。(屋外)
そして、中央からやや左側に向かって、ミドリ色の枠に囲まれたT字型の部分が、体育館のような建物になっていて、その中にも沢山の店舗が入っています。

右下の、黄緑色で矢印が書いてある2つの部分が、正面門と裏門です。



門から入ると、

熱気と人の大声ですごい。人がピークの時間帯には、おしくら饅頭状態、人人人がぶつかり合って、言い争ったりしていることも日常茶飯事です。
荒っぽい人も、スリも、建物の中よりも外のエリアの方が多い気がします。



建物の中は、こんな感じ
一階から二階に上がる階段から見下ろして

一階には、靴、かばん、日用品等の売り場が
歩きながらニンニクを売るハイチ人も


 二階は、衣服・布製品がメイン     

一階の一区画に、私の配属先の運営するブースがあります。ここで、週二回(月・金)、ダハボンの地産品(ヨーグルト、ハチミツ、フルーツジャム、ピーナッツ)を販売しています。
若干薄暗く、暑い日は蒸しますが、日差しを遮れる分屋外より快適です。


           ブースから見える景色、朝早く、国境の門が開く前は人が少ない


屋外の野菜売り場
いつもここで、トマト、ナス、おくら等を買って帰ります。


二国間市場で働いていると、いつでも衝撃的な出来事や印象的なエピソードにめぐり合い、いつまでも飽きることがありません。
ハイチの人達との交流や、二国間市場のお買いもの事情については、また別に書いていきたいと思います。

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