ダハボンの養蜂場の多くは、山の中の人気の少ない場所にあります。
まず、専用の器具に木材チップのようなものを入れて燃やし、蜂除けの煙を作ります。
次に、蜂箱に煙を吹きかけながら、中をチェック。蜂蜜がたまっていたら、各板ごとに取り出して空き箱にまとめ、後でトラックで遠心分離機のある濾過&パッキング工場に運びます。
この蜂箱に入っている板、一枚一枚はもともとは軽く、ゴムのような素材の膜が貼り付けてあるだけなのですが、
そこに蜂が巣を作って、蜜を貯めると、とっても重くなります。蜂蜜運びは、重労働です。
もちろん、蜂の集合住宅ともいうべき養蜂場の中では、大量の蜂たちがうなりながら飛び交う中を作業するのですが、
意外と蜂はそんなに刺して来ないのです。
急に動いて驚かせたり、つまんだりしなければ、攻撃してくることはあまりないようです。
自分の服にとまって休憩する蜂も、最初は刺されるんではないかととても怖かったですが、
蜂がうじゃうじゃいる巣箱に平気で素手を突っ込む養蜂家の人達を見ていると、
蜂も、蝶や蠅と同じ昆虫の一種なんだなー、と妙に納得させられた日でした。
ダハボンに戻ってきて、工場に着いて箱を運び込むともうへとへとです。。。。。 |