2014年10月29日水曜日

141028悲しい習慣

 

サントドミンゴの路上で時折見かける光景、

靴が、電線に、ひっかかってる、、、、

 

 

やっり、、、、、、




日本で言えば、さながら道に落ちている軍手の片のようなものでしょうか。。。。

 

この写真をfacebookに載せたところ、誰が、何の為にやっているかということが話題になり、他の国の隊員達からも、色々な説が寄せられました。

 

 例えば、

 

・コスタリカでは、これはヤクを売ってる家のところに掛けられるらしい

 

・ボリビアでは、路上生活者が自分のテリトリーだということを示すために掛けているらしい

 

・ニカラグアでは、子供のイタズラ説と、ここでひったくり等の犯罪があった説の二つ

 

とか、なんか色々な説があって面白い!!

とっても気になったので、今日語学学校の何名かの先生に質問してみました。



結果は、、、、、、



 

 

ドミニカ共和国で、路上の電線にぶら下がっている靴の意味は

 

 「貧しい地域で若い人が亡くなった時に、履く人がいなくなってしまった靴を

 

 その友人が惜しむ気持ちから投げて電線にぶら下げる」

 

でした。

 


スペイン語では、colgar los tenis又は、guindar los tenis(運動靴を引っ掛ける/ぶら下げる)といい、

 ○○(人名) guindó sus tenis.  -○○は靴を吊るした。

 

というと、その人が亡くなったということを表すそうです。

もしかしたらヤクを売っている家説もあるかもしれないけど、一般的には使われないとのことでした。

 

 

 このポスターには、「足が中にある(生きてる)方が、電線に吊るすよりずっといい」という意味のことが書かれています。


 

同じ習慣でも中南米の国に寄ってその意味が違うなんて、とても興味深いですね!

 

でも、この明るい国での、もっと面白い答えを予想していたので

 

意外な答えに、ちょっとしんみりした気持ちになりました。


 


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