141028悲しい習慣
サントドミンゴの路上で時折見かける光景、
靴が、電線に、ひっかかってる、、、、
やっぱり、、、、、、
日本で言えば、さながら道に落ちている軍手の片方のようなものでしょうか。。。。
この写真をfacebookに載せたところ、誰が、何の為にやっているかということが話題になり、他の国の隊員達からも、色々な説が寄せられました。
例えば、
・コスタリカでは、これはヤクを売ってる家のところに掛けられるらしい
・ボリビアでは、路上生活者が自分のテリトリーだということを示すために掛けているらしい
・ニカラグアでは、子供のイタズラ説と、ここでひったくり等の犯罪があった説の二つ
とか、なんか色々な説があって面白い!!
とっても気になったので、今日語学学校の何名かの先生に質問してみました。
結果は、、、、、、
ドミニカ共和国で、路上の電線にぶら下がっている靴の意味は、
「貧しい地域で若い人が亡くなった時に、履く人がいなくなってしまった靴を
その友人が惜しむ気持ちから投げて電線にぶら下げる」
でした。
スペイン語では、colgar los tenis又は、guindar los
tenis(運動靴を引っ掛ける/ぶら下げる)といい、
○○(人名) guindó sus tenis. -○○は靴を吊るした。
というと、その人が亡くなったということを表すそうです。
もしかしたらヤクを売っている家説もあるかもしれないけど、一般的には使われないとのことでした。
このポスターには、「足が中にある(生きてる)方が、電線に吊るすよりずっといい」という意味のことが書かれています。
同じ習慣でも中南米の国に寄ってその意味が違うなんて、とても興味深いですね!
でも、この明るい国での、もっと面白い答えを予想していたので
意外な答えに、ちょっとしんみりした気持ちになりました。
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