2014年10月26日日曜日

141023Guagua(グアグア)という乗り物


ドミニカ共和国には、庶民の足とも言える乗り物があります。Guagua(グアグア)という乗合バスで、これが使えると何処行くにもとっても便利。

 

国営のバスもあるにはあるのですが本数が少なく、市民組合で運営されているこのGuagua(グアグア)、通勤にもお出掛けにも大活躍しています。


Guagua(グアグア)は、いつも道の歩道側を走っています。乗りたい時は人差し指だけ立てて腕を上げ、その人差し指を上下に振っておいでおいでとすると、車が走り寄ってきて、停まってくれます。


ドアから身を乗り出しているのはコブラドールと言われる集客&集金人。

いつも歩道をガン見していて、乗りたい人を見つけて乗せてくれたり、車内で運賃を集めたりします。

このGuagua(グアグア)バス停がないので、降りたい場所まできたなーと思ったら「¡Dejame!(デハメ=降ろして~!!!)」大きな声で叫ぶのですが、このタイミングがなかなか難しい。

さらに、車の後ろの方だったり、音楽かかって賑やかだったりすると聞いてもらえず、最終的には、車の窓や車体を思いっきりバンバン叩いて、降りたい合図を送り、車を停めてもらうことになります(笑)


Guagua(グアグア)の席は、4人分のシートに5人で座るのがルール。

混んでいるのにゆったり座っていると、コブラドールが車の外からきっちりチェックしにきて、

「そこ! 4人じゃなくて5人で座りなさい!」ときっちり注意されます。 

 

ドミニカーノ達は、どんなに暑くてもおしりをぎゅうぎゅうに詰め込んでくるので、いつも押しくら饅頭の昼間はサウナ状態。。。。

乗る人が多いと、通路に立って、助手席や運転席の裏にも腰かけて、最終的には、3人くらい身体が半分車の外に出ている状態で走ります(笑)





そして、

先日、日本に手紙を出すために郵便局に行った時のはなし。


Guagua(グアグア)には、ルートがあって、フロントガラスの看板を頼りに自分の目的地に近いルートを走るを探すのですが

その時私たちの乗ったGuagua(グアグア)の運転手は、無線ラジオにノリノリで、ずっと歌っていました。

 

 

サントドミンゴの街は、海側が低く、途中から大きな坂になっているので、目的地が海方向だと、けっこう離れていても、車の前の窓にパノラマが見えて、とっても綺麗!


 

運転手は、私達が「correo(郵便局)行くよね?行くよね?」といくら確認しても、聞いてるのか聞いてないのか分からない調子で、しまいには


correo~♪ correo~♪

 

とか上機嫌で歌い出しながら、運転してる。大丈夫かなこの人。。。。(不安)




地図を見ながら、郵便局に行くのかしら、いつ降りようかしら、と街並みを見ていると、


Guagua(グアグア)はいつの間にかルートをはずれ、、、、、、?!?! 焦る私達を横目に、上機嫌で歌いながら、よく分からない道を何度か曲がり、突っ走ること3分後、、、

 

 

 

 

 

なぜかcorreo(郵便局)前で停車。

 

「ここで降りろ!!

 

○!※□◇#△!!!(訛りが強すぎて何言ってるのか全然わからない)」

 

と、満面の笑顔で私達を降ろしてくれました。

 

他のお客さんが少なかったので、わざわざルート変更して寄ってくれたようです。

 

 

いつも強引だけど、親切で面白いGuaguaのおっちゃん達、

この出来事があってからあんまり恐くなくなりました。


海辺を歩く、隊員仲間たち。 この向こうには南米ニカラグアがあるんだねー、ニカラグア隊員は元気にしてるかなー、と話しながら歩きました。


そして、サントドミンゴの国際郵便局の中には、

 なぜか噴水が。日本までの葉書は55ペソ(130円くらい)で送れました。

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