日本食が絶対に一番美味しいと思っていました。
前に留学で台湾に一年いた時も、アメリカや中国に滞在していた時も、やっぱりどうしても食べたくなるのは日本食でしたし、
きっと、ドミニカ共和国に行ったら、食については寂しい二年間になるだろうな、と思って、出国前には家族や友人と、魚料理やそばやラーメンを食べに行ったりしていました。
でも、ここにきて約3週間、ドミニカ共和国の食事は、とても豊富で、面白いです。
まず最初に驚いたのは、主食の種類が沢山あることでした。ちょっとご紹介。
YUCA(ジュカ、キャッサバ)
蒸かして、塩やバターをつけて食べます。じゃがいもよりは繊維質。蒸した里芋のような色と食感でほくほくしています。
MANGU(マングー、プラタノ)
緑の調理用バナナをマッシュしたもので、ドミニカの郷土料理でもあります。バナナだけど、全然甘くなく、じゃがいもに似ているけど、歯触りがもっとしっとりしています。見た目よりずっと美味しくて、これだけでも食べられるくらい(バター、牛乳を少し加えて潰して、よく塩で炒めた玉ねぎがのっています)、お気に入りです。サラミや、チーズと一緒に食べます。
ARROZ(米)
お米は、、、やっぱりパサパサしているけれど、
こちらでは、豆と塩と油で炊いたり、
野菜とバターといっしょに炒めて、洋風チャーハンみたいになって出てきます。
お惣菜売り場にも、調理されたお米が売ってあります。
これらの主食の他にも、
PAN(パン)
朝食にはホットサンドイッチやパンを食べることもあるし、
PAPA(ポテト、じゃがいも)
マッシュポテトも主食になります。
パスタ(スパゲティよりペンネやラザニア)も食べます。
写真の料理は、ほとんどホームステイ先のママが作ってくれたものです。出てくる割合が一番多いのはお米で、三回に一回くらいのペースで違う主食が出てきます。すごい料理上手のママです。
慣れ親しんだ日本食の味とは、だいぶ違うけれど、(今のところは)全く日本食が恋しくないのは、この気候や生活スタイルに一番適している食べ物がここにあるからなのかしら、と思います。
そして、これまで他の全ての国の食事を食べたことがないのに、当たり前に日本人が世界で一番グルメで、日本食の方が高度で素晴らしいと無意識に思っていたのかもしれない、と気づいた瞬間でした。
当たり前のことですが、トライしてみれば、同等それ以上に美味しいもの、素敵なものにも出会える可能性があるということも、最近すっかり忘れてしまっていたな、と反省しました。
自分にとっては、嬉しい食の誤算です。
とりあえず、唯一の問題は、量が多すぎることで、ほんとにありえないくらい山盛りで出てくるので、これから、チャレンジしつつもほどほどに食べていきたいと思います(笑)
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