2014年12月12日金曜日

141124人間関係づくり

朝9時10分前、

オフィスに到着すると、もう既に数人の同僚たちがやってきているのが見える。

大きな声で「Buenos dias!!(おはよう!)」と言い合いながら、皆とほっぺたをくっ付けて
ご挨拶 (これは女性だけで、男性同士は握手)

特に親しくなってくると、ぎゅっと抱きしめてきたり、ほっぺに直接キスしてくる人いて、
最初はびっくりしましたが、今では、大分自然に対応できるようになりました。

(そして、ドミニカ人女性の中にも、嫌な人のハグはさりげなくかわして、握手だけで
済ませたりする人がいることも最近発見(笑))



鞄をおいて、机にラップトップを取り出していると、

昨日はよく眠れた?コーヒー飲む?

とみんなが聞いてきます。

思いやり文化があるのか、田舎だからなのか、サービスするのが大好きなダハボンの人達。
コーヒーを入れてくれたり、何やかやと世話をやいてくれます。

朝のコーヒーを飲みながら、昨日どんなことがあったとか、家族の話をしたり、最初の20分くらいは毎日こんな感じ。

仕事に疲れると随時、第二第三のカフェタイムが始まります。

冗談をいって笑い合ったり、とっても楽しいひと時なので、
日本の会社もこういう時間作ったらいいのに、と思ってしまいました(笑)

話を聞いていると、知らない事が分かったり、発見も多いので、最近は作業的な仕事は
ほとんど夜に家でやって、昼間はなるべく人と話をするようにしています。

外国人として受け入れてもらうという事について、ダハボンには現地の人ととても良い関係を築いている移住者やJICAの専門家の方達が沢山いて、いつも彼らをお手本にするようにしています。



それから、かなり日本と違うのが、食事の習慣。

こちらの人達は、ご飯を大量に作って職場や近所でも分け合うのが当たりまえ。
必要量の倍ぐらい作るのが普通なので、時にはものすごい量が余ってることもあって、もったいないんですが、でもやっぱりいつも大量に作るんです。
 
お昼時に家を尋ねると、必ず食事がでてくるので、何軒も立ち寄ると、一日何食食べるんだってことになります。


週に二回、メルカドのブースで働いているときもそう。

近くのハイチからものを売りに来てるお母さん達、アイスを買うと一口食べて、

あなたも食べて、と渡してくれる。また豆ごはんを買っては一つのスプーンで皆で食べる。

お菓子もパンも大き目のを買って、みんなで分ける。


この光景を最初に見た時に、昔バイト先の先輩が、お菓子の置いてない職場はいい職場じゃない!!と断言されていたのを思い出しました。

とても共感したので、

私もこの国のやり方にならい、お昼ご飯を一品大量に作って、オフィスに持っていき、一緒に食べるようにしています。
そして、誰かと分け合えるように、常にオレオやクラッカーを鞄に入れておくようにしました。

それが自然になって、たまに一人でご飯を作って食べると、自分だけの為に料理をしているということに、違和感を感じるようになってしまった、今日この頃。

何か協力隊ポイかも!(笑)

どこかの統計では幸せ指数第一位になったこともあるドミニカ共和国。

たしかに生活の中で、日本とはまた違う形で、相手を思いやる気持ちを沢山感じます。

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