2016年2月19日金曜日

レストラゥシォン市とドライ・フルーツ


 


今年から、新しい活動先が増えました。ダハボン市の南西に位置するレストラゥシォン市で、ドライ・フルーツを生産している女性達のグループです。写真の通り、見渡す限り山ばかり、標高600mほどの小都市です。




ハイチとの国境地帯でもあり、ダハボン県の中でも一番貧困率の高い市ではありますが、

森資源が豊富で、道端に自然にパイナップルが生えていたり、綺麗な花が咲いていたり、ハチドリや蝶々も見ることができます。

涼しい気候、綺麗な川、オーガニック野菜・コーヒー栽培等の土地の魅力を活かして旅行者を受け入れ、エコ・ツーリズムのルートを作りたいということで、地元のNGOやボランティアの人達が積極的に動いています。

"レストラゥシォン市の人達は自分たちは貧しいと言うけれども、肥沃な畑で新鮮な食べ物を生産できて、川からはエネルギーを、山からは木材も調達できる。私たちからしたら彼らは億万長者だよ。彼らにはそのやり方を教えてあげなくてはいけない。" と現地ボランティアの方が言っていたのが印象的でした。

彼女が、ドライフルーツを作る女性グループの取りまとめ役です。
今回は、お土産品として、そしてスーパーや地元で販売する為にドライフルーツ商品の開発をやりたいという話で、ボランティアの私にも声がかかりました。これから、オリエンテーション・商品開発をやっていきます。どのように活動が展開していくか、今後が楽しみです。

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