カツドウキロク ②
青年海外協力隊として、ドミニカ共和国のダハボン市(西北端にあるハイチ国境の小都市)に派遣されています。 カリブ海に浮かぶ島での、日々の様子を綴っていきます。
2014年10月6日月曜日
141005断水、そして断水?
今回、ドミニカ共和国での初めての週末をすごしたのですが、、、
土曜の朝、起きて顔を洗おうとすると、水がでない。。。
水がでないと、手も顔も洗えないし、食器も洗えないし、トイレも流れないので、もうお手上げです。(ただ蛇口を眺めるIさん)
(日本とはお水状況の違うドミニカ共和国についてちょっとご説明)
ここサントドミンゴでは、水不足のため、火曜と金曜にしか水が供給されません。
週 に2回ちょろちょろと流れてくる水を→お庭の貯水槽に貯める。その水を→Bombaと呼ばれるポンプで屋上のタンクに汲み上げ→建物内へ流して使います。 上から重力で落とすので、シャワーや蛇口から出る水は圧が低いです。貯水槽は塩素で消毒されている為、水はプールのようなにおいがします。(もちろん飲め ません)
さらに、住んでいる人が多かったり、水が全く来ない曜日もあったりで、貯水槽が空になってしまうと、トラックを呼んで水を買わなければなりません。(トラック一台で1400RD$≒4000円くらい)
それにしても、トラックは昨日呼んだばかりのはずなのに、、、、、なぜ??
洗濯も皆で一回しかしていないし、シャワーも節水して浴びてるのに・・・なぜ??
建物の蛇口を全部チェックしましたが、ちゃんと閉まっていました。
原因を探すこと約1時間、、、ちょろちょろと流れ続ける排水管を上へ上へと辿っていくと、、、、、、、屋上の貯水タンクから水が溢れてる!?
いつのまにか、タンクの動かし過ぎで、水を屋上に送りすぎてしまっていたようです。
そしてもう水がない・・・
水の使い方を知らない私達は、買った水の大半を、屋上から流してしまいました。
日本の至れり尽くせりとは違って、自分でちゃんと管理しなければ水は流れてくれないのね。
その後、もう一度トラックを呼び、今度は細心の注意を払って屋上に水を送り、最後にはちゃんと蛇口から水を出すことに成功しました。が、水に翻弄され、水を学んだ一日となりました。
そして日曜日には、先輩隊員の方が来て下さり、歴史地区を見に行きました。
歩いて、私たちが一カ月間通うことになる語学学校の前も通りました。とってもカラフル。
サントドミンゴは、コロンブスが航海を初めて、一番最初に上陸した都市で、植民地の拠点となった街です。コロン(コロンブス)像やお墓、歴史地区と呼ばれるのスペイン風の街並みを見ることができます。
この国へ来て5日間、ずっと思っていたのですが、やっぱり、なぜか15時~16時が一番暑い。午前中もお日様は燦々と輝いているのですが、日陰にいると涼しく、GUAGUAと呼ばれる乗合バスに乗るとまた風が通って涼しく感じます。しかし、お昼を過ぎてくると、空気がだんだん暑くなり、建物のせいではないかと思うのですが、街全体が熱を持っていて、窯焼きにされているような暑さを感じます。
これは、最古の日時計?らしいもので、時間は2時ちょっと前を指しています。
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